意識が低い人は買わない
北の達人コーポレーション
木下社長の記述です。
実はダイエット商品を買う人の多くは
太っている人ではなく痩せている人である。
そもそも太っている人は（口ではなんと言おうと）
ダイエットに対する意識が低いから太っている。
意識が低いからダイエット商品をお金を出してまで買わない。
一方、痩せている人は
ダイエットに対する意識が高いから痩せている。
意識が高いから常に良いダイエット商品を探し、お金も使う。
（もちろん個人差はある）
メンズコスメも同じである。
「めんどくさがりの男性向けにオールインワンゲル」
というのは安易だ。
めんどくさがりの男性はオールインワンゲルすらめんどくさい。
気まぐれで一回買われたとしてもリピート率が異常に低い。
メンズコスメはスキンケア意識が高い男性に向けて作り、
宣伝していかなければならない。
商品は基本的に意識が高い人に向けて売るものだ。
意識が高くないとお金を使ってまでその課題を解決しようと思わない。
だからこそ意識の高い人のお眼鏡にかなうよう
品質、機能、デザイン全てをきっちり作り込まなくてはならない。
売れている商品を表面上真似しても売れないのはそれが理由だ。
意識が高い人のお眼鏡に適うクオリティになっていないのだ。
消費者を舐めてはいけない。
モノマネ商品が売れ続けるほど消費者は馬鹿ではない。
上記内容をバスケットボールの練習に置き換えてみる。
良い練習メニューとは。
チームを強くするためのターゲットは。
強いチームの練習を表面上真似したところで
結果は見えていないだろうか。
そんなことを考えながら見させてもらいました。
