6 その他

インテグリティ

審判講習会で学んだこと

先日、審判ライセンス更新講習会があり、

中学生の試合を2ゲーム吹いてきました。

そこでかなりびっくりすることがあったので報告します。

高校生の試合と大きく違うなと感じたのは、指揮を取る先生の怒鳴り声です。

私が所属する地区の高校生の試合では、怒鳴り声はあまり聞きません。

怒鳴り声がゼロとは言いませんが、

聞いていても何となく理解できる場面だったり、

あの先生今日はそこまででもないなという感じで、年々少なくなっている気がします。

 

しかし、今回の中学生たちの試合は半分近い先生が怒鳴りつけていました。

特に凄かった先生が1人いて、

・お前馬鹿じゃねーのか?

・あいつ頭悪すぎ

・今日は二度と出さねーからな

(ミスをした後、交替要員を送る際に)

 

これらだけに留まらず、

ゲーム中に怒鳴りつけて、選手が先生の方を向いていないと、

「お前に言ってるのに無視か!!」

 

いやいや、ゲーム中ですから。

先生の方を見てたら試合になりませんよ

というシチュエーションも。

 

審判講習でしたけど、審査員の審判長に

「うるさいからテクニカル取って良いですか?」

と聞いてしまったほど。

 

「インテグリティ」

暴力・暴言根絶

2019年からの取り組みですが、まだまだ浸透していないなと感じました。

 

私も、高校生の指導を始めた当初や、クラブチームの指導では

数年前まで怒鳴りつけることがありました。

外から見ると、こんなに醜いんだなと

改めて感じさせてもらえた審判講習会でした。

 

結局は生徒や選手との信頼関係が大きく左右すると思いますが、

熱く情熱がある指導と、

怒りから熱くなる指導は、

全く別物であることを忘れず進んでいきたいなと思います。