4.6kmを全力で走れますか?
バスケットの1試合で走る距離は4.6kmというデータがあります。
※フル出場したとき
私がこのデータを見て一番最初に感じたことは、
4.6kmを全速力で走り続けるのは不可能ということです。
バスケットをやっているとブレイクの時なんかは全速力で走ることはよくあることです。
しかし、4.6kmを全力で走り続けているかと言われると、絶対に全力では走っていないと思います。
ここで考えることは、
・4.6kmを全力で走り続けることは不可能
・ということは、どこかで休みながら進んでいる
・もちろん、ボールがデッドで時計が止まるとき
・タイムアウト、ハーフタイムなど
・止まらざるを得ない場面も多々あるので
・40分ノンストップで走りっぱなしということはあり得ない
・そうだとしても
・全力で走り続けたり
・一つ一つのプレイを全力で続けることは難しい
・だとすれば、
・全力でハードプレイを続けるチーム
・もしくは全力でプレイする時間が敵より長いチームは
・身体能力に関係なく優位性があるはず
・上を見るとキリがないし、強さには限界がありますが
・それでも身体能力を上回る勝ち負けがあるなら
・全力でプレイする、ハードワークという
・この考え方は一つの答えとして成り立つはず
そんなことを考えるわけです。
BRAHMANのメンバーは「ハードワーク」について、
常日頃から私が言っていることなので、
何が言いたいか気づく人も多いと思いますが、
全力で4.6kmを走り続けれないなら、
全力で走る時間を敵より長くする、
そこを追い求めれば
違う景色が見えてくるのでは?
と思うわけです。
最後に、
4.6kmという数字の話をしたので、
具体的な数字の話をもう少し。
4.6km=4600m
4600m÷40分=115m/分
115m÷28m=4.1(コート2往復)
※28m=バスケットコートの長さ
1分=2往復
30秒=1往復
とてもざっくりした仮定の数字になりますが、
コート1往復30秒くらいのスピードで走っている、
ということになりますね。