怒鳴られて身につくもの
複眼進化レジリエンス(後編) | シャンソン化粧品シャンソンVマジック #0 藤岡麻菜美 – Part 2
この記事の中で出てくる
「怒鳴られて身に付くのは怒鳴られない方法だけであって、本質的なバスケット力の向上には影響しない。」
という文章が印象的だったので、シェアしたいと思います。
この記事を読んだとき、自分の高校時代を思い出しました。
高校1年生の時に指導していただいた先生はとても厳しく、時には鉄拳制裁で基礎から徹底的に教えて頂きました。
今の自分のバスケットは、その時に教わったことがベースになっているし、その教えがなければ今の自分のバスケットはなかったと言えるほどの影響を受けているのですが、今の時代で同じことをした時に上手くいくかというと話はまた別問題になりますね。
怒鳴られない方法は、
その先生が指導している練習の目的を理解して行動することであり、
その練習が基礎を身につけるための反復練習であるとするなら、
私が身につけたバスケットの基礎は「怒鳴られない」ように練習した結果であるとも言えます。
しかし、指導していただいた先生が変わった高校2年生から、少し言い方を変えると「怒鳴られない方法」を考えなくてよくなった時から、技術はとても伸びたように感じます。
最初から「怒鳴られない方法」など考えないで練習していたらもっと伸びていたのかもしれないし、
「怒鳴られない」ように練習して身についた基礎があったから、技術は伸びたのかもしれません。
普段なら考えもしないことを、ふとしたタイミングで考えるというのは面白いですね。