タイムシェア
月刊バスケットボールのオンライン記事で、
【51点の大差でライバル岐阜女を退けた桜花学園のテーマは「タイムシェア」】
という内容があったのでシェアしたいと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7e3763f1cb6a628562194de347f2ca1050560fa
詳細は記事を読んでいただければと思うのですが、
・5人が二桁得点、9人が得点に絡む活躍
・メンバーチェンジを繰り返して強度を落とさずマンツーマンDF
・岐阜女にタイトなアウトサイドシュートを選択させる
・井上先生は今大会不在
・機動力があるメンバーが揃っているため
・タイムシェアして出ている時間は全力を徹底
・大会を通じて選手がタイムシェアに慣れた
・以前まではプレイヤーが「出し惜しみしていた」
・今年は積極的に選手をローテーションする
・誰が出ても強度が変わらず戦えることは大きな武器
全国優勝が当たり前と言われる桜花学園も、
年度(メンバー構成)によって戦術を変え、
その年のベストを模索していく姿に感銘を受けました。
「出し惜しみしていた」という言葉がとてもしっくりきました。
40分を7~8人で回すことが当たり前、常識的に考えられている中で、
その7~8人の選手は40分を戦うために「出し惜しみ」する必要があるだろうし、自然と「出し惜しみ」することに慣れていたと思います。
また、その「出し惜しみ」に対して指導することも、選手が理解することも難しいだろうなと感じます。
アルバルク東京U15塩野さんの「90秒シフト」や、
日本代表男子トムホーバスさんのタイムシェアなど、
プレイタイムの分散によるメリットとデメリットは、
我々指導者が学んでいかなければならないことだと強く感じます。