4 コーチング

2プラトンの採用

BRAHMANにおける2プラトン

2プラトンにおける他チームの採用方法、考え方などをメンバー限定ページで紹介しましたが、

今回はBRAHMANで2プラトンを採用するには??

というところを考えたいと思います。

 

○メリット

・所属人数が多いためプレイタイムをシェアすることができる

・プレイヤーが準備しやすい(アップ、メンタル)

・プレイヤーが調整しやすい(体力面)

・プレイタイムが限られるため疲れが溜まりにくい

・対戦相手は常に元気な(疲れていない)プレイヤーをマッチアップすることになる

・試合中のメンバーチェンジをプレイヤーが把握することが出来る

○デメリット

・5〜7分程度でメンバーチェンジとなるため、身体が温まってきたところで交代となる

・プレイヤーの調子が良い時もメンバーチェンジとなる

・プレイヤーの調子が悪い時にメンバーチェンジしにくい

・チームの流れが良い時に自分たちから流れを切る可能性がある

・2番手で出るチームは試合の入り方がとても難しい

・バランスを取った2〜3チームを作ることになるため、ベストチームではない

 

条件が整えばBRAHMANには最適

所属人数が多く、大会へ参加したメンバーは全員出場するというチーム方針があるため、

BRAHMANに2プラトンはピッタリの戦術になります。

しかし、採用するための「条件」がとても難しいです。

 

・社会人チームのため大会に参加できないメンバーがいること

せっかく2〜3プラトンでメンバーを固定していても、当日不参加のメンバーが出てくるとこの戦術は修正が必要になります。

 

・札幌開催の大会と地方開催の大会では参加人数が極端に違う

 

・社会人チームのため練習でも全員が揃うことは少ない

大会当日の不参加があるように練習でも不参加はよくあることになるので、そのメンバーで練習を重ねるというのも難しいです。

 

2プラトンを採用したいけど練習や大会でメンバーを固定できない、

という現状ですが、

2プラトンに近づける起用を昨年度から採用しています。

 

例えば、

・A君は2Qと4Qの最初に出す

・B君とC君は一緒のタイミングで交代する

・D君(センター)が出るときは、F君(ガード)を必ず一緒に出す

という感じです。

昨年度の起用法をみて気づいている人はいると思いますが、

これを練習の5on5で試しながら、より良い組み合わせや相性を探っています。

 

誰と出ても同等の実力が発揮できるよう、

日頃から色々なメンバーを組み合わせて練習し、大会でも結果が出せれば一番良いですが、

なかなかそうもいかないのが現実です。

各メンバーでも相性があったり、プレイによってはお互いの長所を消してしまう組み合わせもあります。

練習でそういったところを見させてもらいながら、

このメンバーで勝つためにはどうしたら良いかを考えています。

ユーティリティーなプレイヤーを1〜2人育てることが出来れば、

2プラトンに近い戦術を取ることができるので、そういったプレイヤーの育成も考えながら5on5のメンバーを決めています。