選手主体のチーム作り
今日は私が外部指導員をしている高校で取り入れた
「ボトムアップ式」の部活について紹介したいと思います。
ボトムアップ式の部活動を始めたのは、
去年(2021年春)からになるので、
もう一年近くボトムアップ式で部活動を進めていることを考えると、
時間が経つのは早いなと感じます。
このボトムアップ式を取り入れるまでは様々な葛藤があり、
部活動の指導について色々と考えることが多かったんです。
・どうしたらチームが強くなるか
・今の部員で勝つにはどうしたら良いか
・どんな練習をしたらレベルアップするか
こんなことを考えながら、
たくさんの本を読んだり、オンラインで勉強したり、
講習を受けたり、他校の指導者の方々に教えて貰ったり、
ということを繰り返していました。
そして、
毎日練習を指導出来ないというのが一番の原因ではないか?
と簡単に考えてしまい、
・木原が練習に参加するのは平日2回土日1回
・週に6回練習しているので
・半分見れて半分見れない状況
・顧問の先生は専門外のため
・バスケットの技術指導は木原のみとなる
・木原が参加しているときは、集中力があり、強度のある練習が出来ている
・木原不在時の練習がダラダラになっている
・そんな報告を先生や生徒から聞くことが多かった
・外部指導員なので毎回練習には参加出来ない
・木原不在時も強度のある練習が出来れば技術は上がるはず
・技術が上がって試合に勝つ回数が増えれば
・更なる向上心が出てくるはず
という安易な答えに結びつけました。
自分も高校時代は、先生がいない日の練習は酷かったものです。
不在時に強度のある練習をするにはどうするか?
ということを考え、
・指導者不在でも手を抜けない練習メニュー
・指導者不在時はラントレ
・シューティングの記録(見える化)
・練習のタイム記録(数値化)
という感じで、
「手を抜きたくてもやらざるを得ない」
練習メニューを模索し、
「手を抜いたら数値でわかってしまう」
そんな練習になるように
不在時の様子を見ていました。
結果、変化が起きたかというと‥