取る必要のないリスクから発生する「ミス」
バスケットボールは試合中の「ミス」が少ないチームが断然有利になります。
言葉を変えるとミスが多いチームは負ける可能性が高くなります。
これは間違いありません。
「ミス」ですが、
・不用意なアクションから発生した「ミス」
・取る必要のないリスクから発生した「ミス」
この2つの「ミス」と、
・チャレンジから発生した「ミス」
・リスクを取らざるを得ない場面で発生した「ミス」
この2つの「ミス」は全く違います。
「ミス」の内容で判断することが大切になります。
不用意な「ミス」が日頃から多い選手は大事な局面で使いにくい。
しかし、ミスを恐れてチャンスをものに出来ない(リスクを取れない)選手も使いにくいのです。
不用意なミスをせず、リスクを取る必要のない場面のミスを避けることが出来て、チャレンジする必要がある場面で取らざるを得ないリスクを抱え込める選手が勝負所で必要となります。
「ミス」「ターンオーバー」という結果は一緒でも、
内容が全く違うということ、
それをいかに選手に伝えれるかが指導者の能力だと感じています。