強いメンタリティ
考えるバスケットの会 中川さんのメルマガ記事を引用します。 中川さんには数年前にBRAHMANでクリニックをお願いしたことがありました。 外部の人にクリニックしてもらうのは刺激を受けて良いなと思いました。 そんな機会をまた作りたいですね。
中川です、 会員向け動画で こんなタイトルの動画を出しました。 『全国に行くためのDFF強化クリニック実践解説』 二日間の指導風景を 3週にわたって ガッツリ配信させて頂きました。 この動画に出ている高校生チーム、 直近の県大会で 準優勝するほどのポテンシャルのチームです。 (チームに許可をもらい書いてます) ですが、決勝では30点差の敗退・・・ スコア以上に 崩れやすさが露呈した試合となりました。 その試合を見て感じた、 今一歩勝ちきれない理由は、 DFFが徹底できていないことです。 (チートし、自らチャンスを与えている) 失点しているというより 与えている。 そして何より、 勝つことへの執着が足りないと 僕は思いました。 つまりは、 「メンタリティ」ですね。 自分達が勝つんだ!という 曇りのないメンタル それを欲する気持ちの強さが 一番影響しているように思いました。 絶対に勝つ!というイメージから 逆算されたプレーになっていない。 (自分も経験あるからスゴく分かる・・) やはりまだ ”勝ったことのないチーム”の それなんです。 で、….話を広げますが、 いわゆる伝統校や 強豪校の強さの根っこは、 この「思考」の差にあると思っています。 自分たちは勝って当然。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ これを、驕りでも何でもなく、 真っ直ぐにそう思えているということです。 勝つことしか 自分たちの頭の辞書にないんです。 振り切ってそう思えています。 逆に、勝ったことがないチームは どこかやっぱり、違う思考がよぎってしまう。 追う側の強さ!というも もちろんありますが、 どこか、 「自分たち勝てるのかな?」 「勝っていいのかな?」 こういった無意識レベルでの 気持ちのブレが、 ゲームのちょっとした瞬間に 出てしまっていると僕は思っています。 「勝つ」ことを 真っ白に思えているか、 少し曇った形で思ってしまっているか。 この差は勝負どころで 必ず出ます。 よくあるのが、 追う側のチームが、 仮に後半残り5分で 6点リードしている展開でも、 この最も大事な時間帯で どこか守りのプレーになってしまい、、 足が止まって、 誰かに頼るような 単調なプレーになってしまい、、 そこを付け込まれ、 逆転されるパターンです。 これは、 勝つ!以外の思考がどこかによぎって 色々ブレたり、考えてしまうからだと 思っています。 いわゆる 勝ち方を知っているチームは、 ここで他の事を考えないんです。 勝つためにただ目の前のことを頑張る。 (言葉にすると普通ですが・・) 結論としては、 追う側のチームは、 実際の試合で起こる、 見えない「差」を見越して、 それを跳ね飛ばすぐらいの 強い気持ちで臨み、 勝ちに行って欲しいと思います。 一度勝つことで 見える景色や、意識がガラッと変わります。 これは経験しないと分からないものです。 ぜひ勝利を目指して しっかり準備し、 今いる場所のその先を 見れるよう頑張ってください。