下を向くかどうか
社会人クラブチームでも高校生でも同じことが言えると思いますが、
「この選手は伸びるだろうな」と
わかる選手には共通する特徴があると思います。
「下を向くか向かないか」
たったそれだけです。
色々な場面でそれは出てきます。
・能力の高い選手が加入(入学)した時
・試合に負けた時
・プレイタイムを満足にもらえなかった時
‥
例えば練習中。
下を向く選手は、
だんだん声が出なくなったり、
プレイが消極的になったり、
強度が下がったり(ハードワークができなかったり)。
そういった場面では、
「上手になりたい、勝ちたい気持ちを全面に出そう」
そういった声かけをしたり、
時に厳しい言葉をかけたり、
「それができる選手」だということを伝えます。
しかし、強い気持ちで練習を続け、
上を向くことができる選手は少なく、
大抵の選手はそこで自分に負けてしまい下を向いてしまいます。
ただ諦めてしまうだけではなく、
仲間のせいにしたり、
コーチのせいにしたり、
システムのせいにしたり、
自分にベクトルを向けることができない選手が多いのです。
言いたいこともあるだろうし、
不満もあるでしょう。
それをグッと堪えて、
自分にベクトルを向けることができる選手。
下を向かず上を向いてチャレンジしていく選手は必ず伸びます。
大事な場面でプレイタイムを与えられる選手は、
コーチからそういった信頼がある選手だと思います。
練習に来ているから出してあげようとか
シュートが入るとか高さがあるとか、
そういった話ではないのです。