1 練習メニュー紹介

BRAHMAN練習方法⦅4⦆

少ない練習時間の中で

クラブチーム(BRAHMAN)における練習方法について

練習内容について、どんな練習したら良いですか?

練習日数が限られている中でどう取り組めば良いか?

という質問が数件あったので、もう少し説明します。 私が長年クラブチームを指揮した経験と、 育成年代を指導している経験を基にした考え方になります。 日々勉強していますので、 翌年同じことを聞かれたら違うことを言うかもしれませんし、 過去は違うことをしてたかもしれません。

①チームコンセプトは必要

・BRAHMANは結成当時からブレていません

・走る=ランゲーム

・チームコンセプトを強化、習慣化する練習は毎回変えない

・細かくなくて良いと思います

・DFを頑張る!とか、みんなでバスケを楽しむ!とか

・コンセプトを意識した練習を継続することが大事

 

②基本となる約束事を決める

・出身校が違うメンバーが多い

・多くのメンバーが良い指導者に教わってきている

・教わってきた内容に間違いはない

・チームの約束事と同じかは別問題

・ディレクションはミドル?サイドライン?

・5out、4out1in、3out2in

・そこを理解していないメンバーが多いならまずは約束事を一つずつ確認する練習を

・約束事は簡単に分かりやすく

③チームに必要なバスケット(戦術)はプレイヤーと一緒に決める

・部活動、地域リーグ、プロと違うのは指導者が「絶対」ではないこと

・これはクラブチーム特有の概念

・指導者(監督)の考えるバスケットとプレイヤーがやりたいバスケットは必ずしも一致しない

・チームに関わる全員で決めることが大事

・BRAHMANでは納会がある

・年間を通して取り組む戦術は納会で決定する

・年間の練習日数を逆算して、取り組む戦術を絞る

④戦術練習

・クラブチームの練習は全員集まることが少ない

・戦術練習は数か月単位で継続して取り組む

・その期間に新たな戦術練習はしない

・メンバーの組み合わせを数通り試す

・復習を兼ねて毎回練習前に説明する

・出来ることと、出来ないことの判断

・例えば、ゾーンディフェンスの取り組み

・全員が全ポジションできるようになることは理想

・実際は全部覚えることは出来ず選手は混乱する

・役割を固定して取り組むべき

・試合の日にいなければその戦術は使わない

・絶対に守るべきところと捨てざるを得ないところを明確にする

⑤練習内容

・戦術練習以外はメニューを変えなくて良い

・同じメニューの中で細かい詰めをしていく

・例えば4on3 → 4on4

・走るコース、トレイラーが入るタイミング、トレイラーが走り込む位置

・アウトナンバーの守り方、セフティーの確認

・シュートのタイミングは都度指導する

・今のは打つべき、打つべきではない

・小さなミスはたくさんある

・チャレンジして起こったミスと、不注意で起きたミスを明確に分ける