練習動画でプレイを見直す
今日は練習で撮影した動画の活用についてお話したいと思います。
BRAHMANでは半年ほど前から、練習中に動画を撮影しています。
人数が集まる土曜日の練習で、ハーフ5on5とオール5on5を撮影し、
YouTube(メンバー限定)にアップしています。
当初の目的は、
・練習を欠席した人がどんな練習だったか確認できるように
・自分のプレイを客観的に見るため
というような形で始めました。
前回の監督室で、
動画撮影をする担当やYouTubeにアップする担当などを決めた
というお話をしていたのですが、
最近はこの動画を利用して、chatworkでプレイ内容について
議論するというところまで発展しました。
これは監督からすると、予想していなかった「効果」
だと感じています。
内容を一部抜粋して紹介します。
【個人名はアルファベットに変えています】
4/2練習映像(2:26~)で、A君がドライブして B君を抜きにかかった時、 逆サイドのショートコーナー付近にいた自分が タイミングよく中に入れば、 C君を後ろに背負った状態でボールを貰えたので、 ここでポンプフェイクを掛ければ 楽に2点取れたシーンかと思います。
①映像にあるタイミングで入るのなら、 もっとベースライン寄りのローポストもしくは ショートコーナーに位置するべき。 結果論ではありますが、 D君がミドルポストにいることで、 コーナーにいるE君の行き場がなくなっている (E君が上がることによりOFがさらに密集するため) のかもしれません。 もっとD君がベースライン寄りにいれば、 E君が上がりやすかったかもしれません。
②映像のタイミングよりワンプレイ動きを 遅らせるのも一つと思います。 F君の位置からローポスト付近に ボールを入れることはほぼ不可能なので、 E君にパスが入るか入らないかのタイミングで ローポストに移動した方が D君がポストアップ等できる可能性が 高くなると思います。 また、D君はB君の動きを見ながら 動くことができるということも 利点の一つとなります。
このような形です。
これはBASIS(オジ様チーム)の
chatworkで出てきている話なのですが、
私が促して練習動画に対する
個人の見解を求めたわけではなく
BASISの監督やプレイヤーから
このような見解が出てきているわけです。
素晴らしいなと思って見ていました。
BRAHMANはZOOMを利用して、
お酒を飲みながら練習動画や試合動画を鑑賞し、
色々と意見を言い合うということはしてきたのですが、
ZOOMになると時間が限定されてしまうので、
自分の空いている時間に動画を見て
自分の空いている時間に意見を伝える
というのは、大事なことだなと感じました。
私がお世話になっている三原先生の言葉ですが、
「不信感の多くは説明不足」
その通りですね。