現状維持は後退
今日はビジネス書からバスケットに通じるお話を。
著者は創業9年で売上300億円にしたアンカージャパンCEOです。
特に複利の法則はバスケットの練習においても絶対に通じる考え方です。
〜1位思考〜 猿渡歩
人も企業もこれで完成ということはない。
人も企業も永遠の未完成、永遠のベータ版。
ウォルトディズニーの言葉ですが、
「ディズニーランドはいつまでも未完成」
「現状維持では後退するばかりである」
現状維持とは昨日と同じ状態。
時間が経過しているのに変わっていない。
今日の自分と来年の自分が同じだった場合、
「成長していない」のではなく、
時間が経っているのに同じということは「価値が減少している」のだ。
自分では現状維持と思っていても、世の中は刻々と変化している。
現状維持を求めていると結果として時代に取り残される。
(中略)
何もしなかった1年と、毎日ほんの少し努力をした1年ではどれくらいの差が生まれるだろう。
1×1を365回繰り返しても「1」のまま。
1.01の365乗は「37.8」倍
1%の良い習慣が人を大きく成長させる。
反対に、愚痴や不平不満が多い悪い習慣は人を成長させることはない。
スタート時はプラス1%とマイナス1%の僅差でも複利で転がり続けるうちに差が広がり始める。
「初期値の1%の差は、やがて圧倒的な差になる」