能代工業の凄さ(強さ)
映画「SLAM DUNK」皆さん見ましたか?
私は漫画の連載が始まった頃がバスケットをやり始めた小学生で、
連載が終わる頃は高校生という青春真っ只中だったので、
SLAMDUNKだけは全巻揃って本棚に残っています。
山王工業のゾーンプレスは、能代工業のゾーンプレスがモデルになっているであろうことは皆さん良く知っていることだと思います。
実際、能代工業のゾーンプレスは凄かった。
能代工業が1本スティールをしてレイアップで2点。さらにスティールをして3Pを入れて連続得点。相手チームが「ヤバい」と思った時にさらにスティールをして2点。
あっという間に7点です。
ベンチからボール運びの指示が出てもこういった展開は簡単に打開できないもので、さらにスティールから3P。
ここで初めてベンチがタイムアウトを取るわけです。
10点を失った時は時すでに遅し。
ここで勝負は決まっているわけですね。
全国に出場する強豪校はここからボール運びの修正ができますが、既に10点失っているわけなので、ここから挽回するのは同じ高校生ではほぼ不可能です。
現実に能代工業は田臥勇太の時代に150連勝の9冠なので結果が全てを物語っています。
私は1980年生まれの同年代なのでその凄さは記憶に焼き付いています。
当時の田臥勇太はパスが上手い印象があるかもしれません。
いやいや、パスも上手いけどという感じです。
ドライブが速くてゴール下まで持ち込んだら体勢を崩してもレイアップを決めてきます。
ドライブを警戒して深く守るとストップジャンプシュートや3Pも高確率で決めてきます。
1人では守りきれないとヘルプに寄ると絶妙なアシスト(ノールックパス)です。
どうやって止めるの?と聞きたくなるくらい。
個人もチームも相当の練習量だったでしょう。
久しぶりに能代工業の勉強をしたくなったので、
近いうちに
加藤光彦先生「前進力」
加藤廣志先生「日本一勝ち続けた男の勝利哲学」
この2冊の内容を抜粋して紹介をします。