1 練習メニュー紹介

ガードがセンタープレイ

ポストアップを知る

今日は練習メニューの紹介というよりも、こういう意図をもった練習が効果的ですよ。というお話です。

最近は、インサイドプレイヤーが外に出て3Pを打ったり、ドライブを仕掛けたりというのが目立つようになり、

背が大きいプレイヤーも、次のカテゴリーを見据えたポジションを学ばせることが重要というような流れがあると思います。

NBAや全日本代表を見ても5アウトで成功している事例がたくさんあるので、その考えは全然良いと思うのですが、

今日はまた違う視点の考え方をしたいと思います。

私が高校生の練習でやらせることとして、

「ガードにセンタープレイを練習してもらう」

ということです。

私は学生時代PGをやっていて、クラブチームを作ってからは状況に応じてインサイドに入ったりということをしていたのですが、インサイドをやって初めてわかるのが、

・インサイドで面を取れているのにパスが来ない

・フラッシュのタイミングを見ていない

・ターゲットハンドを出しているところにパスが来ない

・バックスクリーンでフリーになったウイングにパスが出ない

という内容です。

 

これは逆もあります。

ガードから見た時は、

・センターがインサイドで面を取っているけど、3線を取っているDFがパスを狙っている

・ターゲットハンドを出しているけど、逆方向が空いている

・狭い

 

私は学生時代の恩師から、

「センターが面を取っているときにパスを入れることができないガードはガードじゃない」

と厳しく指導されてきました。

そういう教えが身についているので、センターが空いている時にパスを入れないガードに違和感を覚えることが多々あります。

センターにパスが入るのに、外から苦しい3Pを打ったり、ドライブを仕掛けたり、という状況ですね。

そんな時に試して欲しいことが、

「ガードにセンタープレイを練習してもらう」

ということです。

気づけることがたくさんあるんじゃないかなー

と思います。

ぜひ試して欲しい考え方、練習方法です。