練習が嫌になったときが一番‥
育成年代を指導していると、
「部活辞めようと思います」
という部員が出てくることは多々経験するものです。
辞めようと思う理由は色々とあります。
本当にそう思っていることを伝えてくれる時もあれば、
・勉強が〜
・親が〜
と、
「その理由は表向きで本当は違うところに理由があるだろうな」
というふうにわかってくるものです。
その中でも、
「全然上手くならない」
「練習に耐えられない」
「練習が辛い」
こんな理由の時は、
「練習するのが嫌になってきた時が一番伸びている時」
だと伝えています。
特に基礎をしっかり練習し、ラントレやフットワークなどの練習時間が長い時期は、何の変化もない毎日を過ごしているように感じるものです。しかし、その期間に練習してきた効果は確実に蓄積されているもので、何かのタイミングでプレイに現れてくるのです。
技術的にも一番伸びている時だということもそうですが、
精神的にもここで継続できるかどうかが今後の人生に必ず活きるということが言えると思います。