ピック&ロールの練習 ①
ピック&ロールの練習方法と、
ピック&ロールの使い方について説明します。
高校生で練習するドリルですが、
OF 2名
DF 2名
ローポストと45度でスタートします。
ローポストから45度に向けて、ピックにいくところからスタートです。
DFはダミーで絶対つけた方が良いです。
トップと45度からスタートという形でも良いと思います。
5outでOFを組むことが多いのか、3out2in、4out1inなのか、ここら辺で練習方法を変えた方が良いですね。
私が教えているピック&ロールの種類は、
①シール
よく見る形です。スイッチしたミスマッチをビッグマンが利用します。
②リジェクト
スクリーンと逆方向にドライブします。スクリーン方向にドライブのフェイクを入れると効果的です。スクリーナーの方向に目線のフェイクを入れることも指導します。スクリーナーの合わせ方は、ベースラインドライブに対してはエルボー、ミドルラインドライブに対してはゴールにダイブです。
③スリップ
スクリーンに行くと見せてゴール方向に流れます。高校生にはスクリーンに行くときに「グー」を見せるように指導していますが、スリップが使えそうな時は「パー」を見せるように指導しています。
④リピック
スクリーンのセットが甘いorブラッシングせずにファイトオーバー(コンテイン)で守られてしまった場合、スクリーナーが向きを変えて再度ピックをセットします。
基本、この4つが出来ていれば、地区予選は戦えると思っています。
ただ、この4つの他に、
⑤ゴースト
スクリーンに行くと見せて、そのまま逆に抜ける。シューターがスクリーナーになったときは特に有効です。カリーがよくやりますね。
※スリップはゴールに向けてダイブ、ゴーストは逆に抜けて3Pを狙う
⑥スネイク
NBAプレイヤー「スティーブナッシュ」や「クリスポール」がよくやる、スクリーナーとスクリーナーDFの間をすり抜けること。スクリーナーのDFがアンダーで守ってきた時に有効になります。
⑦アイス
ユーザーDFがタイトについてきた時に、ユーザーがピボットを踏んでスクリーナーが半歩スクリーンの位置を変える。
この3つは練習の中で必要に応じて教えます。